新卒の採用を検討する場合、とりあえず応募者を集めるというのではなく、会社のビジョンに合わせて人員を求めることが大切です。とにかく人が足らないから集めようとしても、その人が即戦力でなければならないのか、それとも数年間は育てる余裕があるのか、それによって求めるべき人材が変わることから、事前に検討しておくことが必要です。いざ活動が始まってからも注意すべきポイントはあります。内定を出し、実際に辞退される可能性をどれだけ見積もるかということです。決まった人数のみに内定を出しても、すべて断られる可能性もあります。そうなってしまえば活動を一から始めることになってしまいます。一方で、何人かは辞退するだろうと思っていたら多くの人が残ってしまったということもあるため注意が必要です。

応募者も将来的なお客さんであることを肝に銘じる

企業の新規の人材募集に応募する大学生について、もし合格すれば部下になることから、厳しく見極めようとします。しかし、あまりに厳しく見極めようとすると圧迫面接であると世間から指摘されるどころか、ネット上などに書かれて会社としての信用を失うことにもつながります。そのため、目の前にいる人は現時点では社員候補であるものの、そのあとはお客様になるという気持ちを持っておくことが求められます。選ぶ側だから何をしてもいいということではなく、自分たちの言葉が結果として悪影響を与えるということがないよう、丁重に扱いながらも選ぶべきものは選ぶという姿勢が必要です。ネット社会になり、面接の内容がすぐに表に出てしまう時代であるからこそ、注意しなければならないポイントは多いのが実情です。

知人の紹介はできるだけ頼らない

新卒採用の中には、知人の紹介、コネでの入社という人も少なくありません。中小企業、大企業に限らず、そうした人はいますが、特に中小企業ではあまりこうしたことはしない方が望ましいと言えます。その知人に対する影響力というものが出てくるほか、努力を重ねて入社したわけではないため、本当に戦力になるかわからない部分があります。もちろん、知人の紹介ということもあり、接しやすいという利点もありますが、別の従業員からの視線が冷たくなる可能性は否めません。新人を新卒として採用することは会社としての体力がある証拠であり、少なくとも数年は頑張ることの現れです。だからこそ、失敗は許されず、未来を託せる若者を選ぶことが大切です。そのためにも、妥協というものは許されません。